コードギアスの非公式ファンサイトです。
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一期設定です。
R2でドSスザルル書きたいなぁ・・・。
と一瞬思った。
ロイドはその日、不気味なほど嬉々としていた。
部下であるスザクもそんなロイドに一歩引きぎみであったのは余談である。
そして今日も今日とて仕事も終わり、向かうのはルルーシュの仮住まいしている、アッシュフォード学園。
「殿下ぁ~v」
「うるさいっ」
外から声をかけると、若干潜めた声で応える声がする。
ルルーシュだ。
ルルーシュはロイドを中へ入れると、まずは自分の部屋へ案内する。
ロイドははじめて来るルルーシュのプライベートな空間にきょろきょろと辺りを見渡していた。
「ロイド、最初に言って置くが、何があっても驚くなよ?」
「あはv 別にどんなに散らかってても殿下のお部屋ですから驚きませんよぉ~」
「どういう意味だ?」
「いえぇ~、どんな殿下でも僕の殿下には変わりはないってことです~」
そうこう言ううちにルルーシュの部屋の前に着く。
そしてドアを開ける。
その空間にはロイドにとって衝撃的なものがあった…というより、居た。
「な、殿下ぁ! 僕ともあろう者がいながら、お、女を…!」
「静かにしろっ」
「しかも殿下のベッドに…!」
「誰だ、こいつは。ルルーシュ、五月蝿いぞ」
「ピザをベッドで食べるなといつも言ってるだろう、C.C.! ロイドも驚くなと言っただろう」
「いえぇ、これはビックリしますよ! だって、だって…僕の殿下が女なんかを連れ込んで…」
情けなく言うのはロイド。
そんなロイドに何と説明していいのかルルーシュが考えていると、C.C.が余計なことを言う。
「そうだ。ルルーシュはいつも私をここに閉じ込めておくんだ。この私に命令だぞ?」
「と、閉じ込め…ルルーシュ様ぁ?!」
「あー、お前達、黙れ! ロイド、とりあえず説明するからまずは中へ入れ」
そういってロイドの背を押し中へ入れると、自分も室内に入り、万一のために鍵をかける。
「C.C.は俺の契約者だ。C.C.、こいつは俺の唯一の騎士だ。ブリタニアを裏切って俺の元へきてくれた」
「契約者ですかぁ?」
「前に話しただろう、ギアスのだ」
「ふっ、ロイドとやら、私はお前よりもルルーシュとは強い絆がある。羨ましかろう」
「C.C.!」
「そんな…」
「ロイドも本気にするな!」
ピザも食べ終わり指先をぺロリと舐めながら言うC.C.にルルーシュは怒鳴る。
そしてそれにショックを受けて今にも座り込みそうなロイドにも。
何故、俺がこんな思いをしなければならないんだ!と半ば憤りながら、説明を続ける。
そして数時間。
なんとか二人が納得し、夜も遅いから寝ようということになったが、またしても問題が発生する。
「殿下ぁ~、このC.C.という女はどこに寝るんですか~?」
「貴様、私に床に寝ろというのか? いつも此処で寝ているに決まっているだろう。ルルーシュと同衾だ」
ふふんっとロイドをベッドの上から見下し、ルルーシュに手招きする。
ロイドははしっとルルーシュの腕を掴むとC.C.を睨む。
「殿下と寝るのは僕ですよぉ~」
「だがそうすると、お前の大事なルルーシュも床だぞ。いいのか?」
「ぐっ」
詰まるロイドを流石に可哀想に思ったルルーシュはつい「三人で寝ればいいだろう!」と言ってしまう。
「私にルルーシュ以外と寝ろと?」
「僕も嫌ですよぉ~」
「じゃぁお前達二人で床で寝ろ! そこは俺のベッドだ!!」
二人の弁にキレたルルーシュが言い放つ、それには流石に二人とも嫌そうな表情を浮かべ、二人顔を見合わせ、同時に溜息を吐き、ルルーシュの案に仕方なく従う。
ただし真ん中にルルーシュという条件で。
そんなこんなでロイドのルルーシュのお部屋お邪魔体験は終わったが、今度は自分の部屋へ連れ込もうと画策しているのはルルーシュは知らない。
そしてルルーシュが寝静まるとロイドとC.C.の静かな戦いは始まる。
【終】
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