コードギアスの非公式ファンサイトです。
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前サイトより。
最近、入浴剤にハマってる管理人がそういえばこんなの書いてたなと。
実際あるそうで書いた小説だったんですよね。
管理人自身は見たことないのですが。
「殿下ぁ~?」
ただ広い廊下に響き渡る情けない声。
その声の主はロイド・アスプルンド。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの騎士であり自称・恋人。
ロイドはルルーシュの名を呼びながら廊下を突き進み、ルルーシュの自室へと辿りつく。
―シュンッ
軽い音を立てて空いた扉。
その奥で書類を前にうたた寝をしているルルーシュ。
ロイドはそれを見るとふぅと溜息を吐き、何か掛けるものはないかと辺りを見渡す。が、人の気配に気づいたのだろうルルーシュが起きてしまった。
「…んっ、ぁ…」
「あ。殿下起きちゃいました? 駄目ですよぉ、休むときはちゃんと休まないと!」
「あ、あぁ…今日中にこの決裁をしなければならなくてな」
「あー、もう! 殿下は真面目過ぎるんです!! 少しはクロヴィス殿下を見習って…」
目を擦り、また書類に目を通し始めるルルーシュから書類の束を取り上げルルーシュに言う。
「いや、だからクロヴィス兄上が仕事しないからなんだが」
「なら余計にやる必要なんてないじゃないですかぁ! 殿下はお優し過ぎです」
そういい、取り上げた書類をルルーシュの手の届かない場所へと起き、ルルーシュのはねた髪を直しながら、そっと覆いかぶさり魅惑的な熟れた唇を奪う。
「んっ…」
「…」
唇を割り舌を差し込み蹂躙すると、ルルーシュはくたりと力なく倒れそうになるが、ロイドが背に手を回し阻止する。
ロイドが満足するまでそれは続けられ、唇を離したときにはルルーシュの口端からはだらしなく唾液が伝い、瞳はとろりと潤み、ロイドを睨みつける。
「…はぁっ」
「ルルーシュ様…」
「ッ、何をする!?」
「何って分からないんですかぁ? キスですけど~」
へらりと笑いながらルルーシュの口端を拭ってやる。
「そんなことはわかってるッ!」
「寝起きのルルーシュ様がいけないんですよぉ~」
訳の分からない言い訳をし、ロイドはルルーシュを抱き上げる。
それは所謂、お姫様抱っこというやつでルルーシュはもちろんバタバタとロイドの腕の中で暴れる。
「ぅわっ、危ないですよぉ∑」
「なら、降ろせ!」
「い~や~で~す~。ルルーシュ様はこれから僕とプリン風呂に入るんですv」
暴れるルルーシュを器用に落とさないようバスルームまでつれてゆく。
バスルームからはむせ返るようなプリンの香り。
「あはっv この間、街へ出たときに偶然この入浴剤見つけたんです! 絶対、殿下と入ろうと思って買っちゃいましたv」
「凄いな…」
匂いもさることながらとろりとした湯を見て言う。
しかし、いくらプリン好きでもここまでとは…。ルルーシュは変なところでロイドのこと関心していると、いつの間にか服を脱がされかけていて慌てる。
「おい! 俺は入るとは言ってないぞ?!」
「ぇえ~? 絶対絶対、殿下と入るんです! いいでしょうぉ?」
情けなく眉根を下げながら、低姿勢でお願いされるとルルーシュも断りきれない。ロイドの頼みなら尚のこと。
「今回だけだからな!」
「はぃ~vV」
嬉々とルルーシュの服を全て脱がせ、自分もちゃっちゃと服を脱ぎ、二人バスルームへ入る。
その後、ルルーシュが無事に風呂から上がれたかは騎士であり恋人であるロイドのみ知るところ。
しかし
「はぁ~v 殿下とプリン…これほどの至福はないねvV」
やけに嬉しそうな騎士の一人言を聞いたものが居たとか居ないとか。
【終】
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