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前サイトからの引っ張り出し。
CDネタですね。
知らなかったらすみません。

あとロイルルなのでお気をつけ下さいませ。

一応、R18にしておきます。




「おい、一体いくつ食べる気だ?」
 
「だって、美味しい~んですもん」
 
幸せそうに微笑むロイドにルルーシュは呆れたような視線を隣へ向ける。
確かにロイドのたっての頼みでプリンを作ってやったが、まさか全部食べる気ではないだろうか…。
ナナリーやスザクの分も含めてかなりの量を作ったはずだが。
 
「ルルーシュ様は食べないんですかぁ~?」
 
「いや、俺はもう…」
 
既にルルーシュの前には空になった器が二つ。
いくら好きだからと言ってもロイドほどは食べられない。
 
「だからそんなに細いんですよぉ。もうちょっと食べないとぉ~」
 
言いながらルルーシュの腰を掴む。
 
「ほぇぁ?!」
 
「あれ、ルルーシュ様、感じちゃいました?」
 
くすくすと微笑いながら、腰から背中へ手を這わす。
 
「んっ、やめ…」
 
ロイドは食べ終わった器をテーブルへ乗せ、本格的にルルーシュを戯れるために向き直る。
そしてルルーシュの着ているシャツのボタンを上から外して行き、首筋に顔を埋める。
ルルーシュは鼻を掠める甘い香りに酔いそうになるが、理性で押しとどめる。
 
「ろ、いど…、明日は学校が…ッ!」
 
首筋から鎖骨へと唇が落ちてゆき、チリッとした痛みがルルーシュを襲う。
 
そこへ―
 
 
コンコンッ
 
 
「ルルーシュ、いるかい?」
 
「スザク?!」
 
「ちょっといいかな、入るよ」
 
「ま、待て! 今は部屋が散らかっていて…っ」
 
スザクの来訪にルルーシュは焦って、ロイドをベッド下へと押し込める。
 
「ル、ルルーシュ様?!」
 
「いいからっ」
 
するとまたドアから声が掛かる。
 
「いいかな」
 
言うなりドアが開く。
 
「な、なんだ、スザク」
 
「ルルーシュ、いくらなんでも食べ過ぎじゃない?」
 
スザクはテーブルの上のプリンの残骸を見ている。
 
「はっ?! え、あ…あぁ、急にプリンを食べたくなってな」
 
「だからって…」
 
「そんなことより。スザク、お前な。いくら友達だからと言っていきなり入ってくるのは失礼だろう」
 
「ノックはしたよ」
 
「入っていいとは言っていない。だいたい…」
 
小言が始まりそうな予感にスザクは話題を変えることにする。
 
「ルルーシュ…彼女出来たの? ほら髪が落ちてる。学校じゃ見ない色だよね」
 
「あ、ばかっ、それは別に女とかじゃなくて」
 
「いいよ。隠さなくたって。僕らもう17歳なんだからそういうことあっても普通だろ」
 
そう言いながら、ルルーシュに近づき肌蹴た襟元から指を差し入れ、先程ロイドがつけたモノに触れる。
 
「んっ」
 
「でも、積極的な彼女だね。
 
 
…妬けちゃうな」
 
 
最後に呟かれた言葉に反応出来ず、聞き返す。
 
「なんだ?」
 
「なんでもない。それより数学のノートを返しに来たんだ。助かった!来週のテストこれでなんとかなりそうだよ」
 
「試験なんて出題者と回答者のゲームに過ぎない。敵の思考を読めば簡単なことさ」
 
「君らしいな。あぁ。じゃぁ明日早いから!」
 
慌しく出て行くスザクにため息を吐きつつ、なんとか誤魔化せたことにホッとする。
スザクの気配が無くなったとみるとロイドもベッド下から這い出てくる。
 
「もぉ、酷いですよぉ~。それにしてもスザク君…僕のルルーシュ様に勝手に触れるなんてお仕置きしないとねぇ~」
 
「何をする気だ?」
 
「なぁ~に、パーツはパーツとして働いてもらうだけですよ。それよりも…」
 
ロイドはルルーシュに近寄り、その軽い身体を抱き上げるとベッドへとそっと下ろした。
 
「本当は止めようと思ってたんですけど、ちょ~っと妬けちゃったんで、ルルーシュ様、覚悟して下さいねぇ~」
 
「なっ!」
 
ロイドは中途半端に止まっていたシャツを引きちぎるようにして開き、現れた可愛らしい果実に口付けを落とす。
そして性急にルルーシュの下肢へと手を伸ばす。
 
「んっ、ちょっ…、ロイド!」
 
「待ったは無しですよ」
 
いつもより手荒に慣らすと足を持ち上げ、一息に押し入る。
 
「あああぁぁッ!!」
 
「ふっ…」
 
そしてロイド自身の大きさに慣れる前に激しく突き上げられる。
 
「あ、はッ…ひぃっ! ぁんっ」
 
「…ルルーシュ様」
 
「ロ、イドッ!」
 
ルルーシュはその激しさに耐えるように背中に腕を回す。
そして爪を立てる。だがロイドはとめない。
ルルーシュのくれるものならなんだって嬉しいのだ。
それも背中の引っかき傷だなんて、嬉しいことこの上ない。
 
「も、だめぇッ!!」
 
「僕も、もう…」
 
ルルーシュは身体をしならせ、身を震わせる。
一瞬の硬直後、弛緩したそこへロイドは奥深く欲望を吐く。
 
「はぁ、はぁ」
 
「…」
 
ルルーシュはくったりと意識を飛ばし、ロイドはそれを見て、後で怒られるなぁ~などと暢気なことを考えていた。
 
 
 
 
 
【終】
 

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